科学者が自由に発言できる環境を

医学的専門家の見解と政府の方針の食い違いが顕著になってきています。
外出自粛を呼びかける際は、科学者や専門家が矢面に立ち、説明をすることで、批判を浴びる形となり情報発信が正しく伝わらないといった事態を招きました。
京都大学山中教授の新型コロナに関するサイトでは、科学者が自由に発信する場が必要だと提言されています。
山中伸弥による新型コロナウィルス情報発信のサイトより
昨日(7月30日)の発信に関して、イギリスの知人から下記の追加情報を得ました。科学者にとっては自由に発言できる環境が重要です。
・ これまで、原子力事故、ジカ熱など危機管理に係る科学的助言の役割は SAGE が担ってきたが、今回のコロナ対応では、集団免疫獲得を容認する考えから他国に比べて隔離策の導入時期が遅くなり、 インペリアルカレッジ が「対策を取らない場合には、英国の病床が溢れ 50 万人の死者が出る」との最新のシミュレーション結果を公表後、ロックダウンに方針転換したことに対し、批判が見られる 。
・ 独立性が求められる SAGE に政府高官が出席していたとの報道や、当初 SAGE の参加者を非公表としていたことから中立性・透明性への批判が続き、英政府は参加者を後に公表 。
山中伸弥による新型コロナウィルス情報発信
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