【医療】若年層の感染の広がりに関して

MS Task Force for COVID19 代表 福島淳也医師の報告より
(20205.29)
全体の患者さん発生数は紫外線に守られる時期に入り、減ってきていますが、都内や神奈川、北九州は若年層の感染が増えてきていますね。当初より、100年前のスペイン風邪での2波の若年層の被害について、書かせて頂いています。1回目の感染でIgG抗体を作った層は 個人差がおそらくありますが約4〜6ヶ月間は高いIgG抗体の免疫の壁に守られますが、時間経過で自然にこの獲得免疫は落ちていきます。この壁の消えるまでの時間、免疫の高い、若年層や女性は時間が長いと推測しています。わかりやすく言えば、ご高齢の方より遅れて危険な時期が来ます。フェーズとしてはそういう時期に突入しはじめているはずです。
普通のウィルス感染ならば、お年寄りとお子さんは大概一緒にかかるか、お子さんの方が早いですよね。普通の風邪やインフルエンザの流行で小児が出ないって聞いた事がありません。なぜ今回の新型コロナウィルス感染では小児は今のところ国内ではあまり出ないんでしょうか。そこにIgG抗体のタイマーの存在が隠れているからと判断しています。また、研修医の院内感染はあちこちで報道がありましたが、看護師院内集団感染ってあまり聞きませんよね。これも男女によるタイマーの時間差が原因だと思っています。
若年層でADEを伴うサイトカインストームが起き、全身の血管に微小血栓症が出現した場合、もし生命が助かったとしても後遺症は一生涯残ります。多くの方は今、この瞬間の被害数だけで判断をされますが、数十年にわたる後遺症、晩発性障害の発現がとても懸念されます。
福島淳也医師のフェイスブックより
https://www.facebook.com/junya.fukushima.3
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