【提案⑤】感染者、濃厚接触者への生活支援
課題:感染者、濃厚接触者の療養中の生活への不安解決
提案:生活支援のための見舞金、給付金(各市町への補助)、療養生活中の相談員の設置
感染者や濃厚接触者は療養期間中の職務の停止の他、外出禁止により様々な弊害が生じ、生活上の困難が生じている。
他県では埼玉県新座市、東京都新宿区、長崎県西海市などが感染者に対して見舞金、生活応援制度など措置が取られている。退院後も通院など2週間以上の療養が必要な場合もあり、何らかの生活支援を行うため各市町における補助制度、指導などを提案します。
【提案⑥】介護現場での感染防止対策
課題:介護施設間での感染拡大防止
提案:『医療、介護、保健所等の情報共有のための支援体制の構築』
重症化リスクを持つ高齢者を支援している介護事業者にとって、感染防止策の第一歩は、
『近隣での感染情報を早期に入手すること』にあります。そのため、地域での情報共有の仕組みが必要になります。
個人情報保護により、氏名、住所等の情報は公表できませんが、複数の訪問診療、看護などを巡回している関係者やデイサービスなど多くの人が施設間を行き来しているケースが多いため
どこのデイサービス、あるいはショートステイ、訪問介護等のサービスの利用者に感染者が発生した、という程度の情報は、迅速に共有される仕組みが必要です。
事業者間での情報の格差も多く、情報を入手しにくい施設もあり情報格差が生じやすくなっています。
介護現場での感染防止対策として、施設間での情報共有に関して、現場のスタッフではもともと人手不足の上感染者が発生した場合は関係機関への連絡が困難になります。行政機関が支援にまわるなど、支援体制の整備を提案いたします。